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2017/01/07

犬のアトピー性皮膚炎と減感作療法

横浜市中区山下町のトリミングサロン
「ドッグサロンブランカ」の日記です。

もう7~8年になるでしょか。

我が家の愛犬(向かって左)がアトピー性
皮膚炎を発症してから。

とにかく痒くてかかずに30秒もいられる
ことがなくなりました。

愛犬が5、6歳の時だったと思います。

もう夜通し掻くので気になって私も
寝られませんでした。

朝になれば仕事に行かなくてはいけないので
そのまま行きました。

それが毎日続きました。

2~3年でしょうか。

一番つらい時はステロイド剤を使いました。

愛犬を楽にするために。

ステロイドを飲ませるたびに本当は楽に
なりたいのは自分ではないかと思いました。

そりゃぁステロイドを飲ませれば一発で痒みは
なくなりますがステロイドは副作用があるので
常用させるものではありません。

そんな我が家に転機が訪れたのは
ある商品に出会ったことでした。



しているスキンケア用品です。

これは5年前のバージョンですが今でも
同じような商品の販売はあるようです。

今までどんなシャンプーやフード、サプリを
試してもダメだったのが、この商品を使ってから
愛犬が夜ぐっすり寝られるようになりました。

もうエラく感動した私は今でも職場のPC関連の
パスワードは「ゴトフ」という文字が入った
ものを使っています。

その後はその他の市販のシャンプーでも
まぁ掻かないわけではないけれど普通の
犬として暮らせるようになりました。

そんな我が家に第二波が訪れたのが
去年の8月ごろです。

もう痒くて痒くていられない

今までで一番ひどい痒みに襲われてしまいました。

そして今回選んだのが

減感作療法です。



減感作療法というのはアレルギーの元に
なっているものを注射して徐々に体に
慣らしていく療法のことです。


<減感作療法の方法>

毎週1回、注射を打つ!

最初の1回~6回まで毎週病院に
注射を打ちに行きました。

7回~10回は隔週で打ちました。

ちなみに私の病院では注射は一回
約1万円で減感作療法には保険の適用も
ありません。


<減感作療法4回目>
減感作療法は5回目くらいから効果が
出るのでその前の写真です。

皮膚全体が赤く、ほとんどの毛を自分で
抜いてしまっていました。


<減感作療法5回目>
皮膚の赤身が気持ちおさまってきました。


<減感作療法6回目>
前より赤みが引き、毛も生えてきました。


<減感作療法7回目>
愛犬が明らかに楽になってきているのを
実感できるようになりました。



<そして今~減感作療法10回目終了>
何年も自分で毟りまくった手足の毛は
もう生えてこないのかな?と思っていましたが
最近うっすら粉砂糖をかけたように生えて
きました。



現在12歳です。

犬が病気になると飼い主はどんな病気でも
つらい思いをしますが、皮膚病も飼い主が
一緒に命を削る思いをする病気だと思います。

我が家の場合は近所のかかりつけの
獣医が皮膚病の専門医だったので適切に対処
することができたと思っています。

我が家の体験が今アトピーで悩む飼い主さんの
一助になれたら幸いです。