「ドッグサロンブランカ」の日記です。
もう7~8年になるでしょか。
我が家の愛犬(向かって左)がアトピー性
皮膚炎を発症してから。
とにかく痒くてかかずに30秒もいられる
ことがなくなりました。
愛犬が5、6歳の時だったと思います。
もう夜通し掻くので気になって私も
寝られませんでした。
朝になれば仕事に行かなくてはいけないので
そのまま行きました。
それが毎日続きました。
2~3年でしょうか。
一番つらい時はステロイド剤を使いました。
愛犬を楽にするために。
ステロイドを飲ませるたびに本当は楽に
なりたいのは自分ではないかと思いました。
そりゃぁステロイドを飲ませれば一発で痒みは
なくなりますがステロイドは副作用があるので
常用させるものではありません。
そんな我が家に転機が訪れたのは
ある商品に出会ったことでした。
福岡のペットクリニックゴトフが販売
しているスキンケア用品です。これは5年前のバージョンですが今でも
同じような商品の販売はあるようです。
今までどんなシャンプーやフード、サプリを
試してもダメだったのが、この商品を使ってから
愛犬が夜ぐっすり寝られるようになりました。
もうエラく感動した私は今でも職場のPC関連の
パスワードは「ゴトフ」という文字が入った
ものを使っています。
その後はその他の市販のシャンプーでも
まぁ掻かないわけではないけれど普通の
犬として暮らせるようになりました。
そんな我が家に第二波が訪れたのが
去年の8月ごろです。
もう痒くて痒くていられない
今までで一番ひどい痒みに襲われてしまいました。
そして今回選んだのが
減感作療法です。
減感作療法というのはアレルギーの元に
なっているものを注射して徐々に体に慣らしていく療法のことです。
<減感作療法の方法>
毎週1回、注射を打つ!
最初の1回~6回まで毎週病院に
注射を打ちに行きました。
7回~10回は隔週で打ちました。
ちなみに私の病院では注射は一回
約1万円で減感作療法には保険の適用も
ありません。
<減感作療法4回目>
減感作療法は5回目くらいから効果が
出るのでその前の写真です。皮膚全体が赤く、ほとんどの毛を自分で
抜いてしまっていました。
<減感作療法5回目>
皮膚の赤身が気持ちおさまってきました。
<減感作療法6回目>
前より赤みが引き、毛も生えてきました。
<減感作療法7回目>
愛犬が明らかに楽になってきているのを
実感できるようになりました。<そして今~減感作療法10回目終了>
何年も自分で毟りまくった手足の毛は
もう生えてこないのかな?と思っていましたが最近うっすら粉砂糖をかけたように生えて
きました。
現在12歳です。
犬が病気になると飼い主はどんな病気でも
つらい思いをしますが、皮膚病も飼い主が
一緒に命を削る思いをする病気だと思います。
我が家の場合は近所のかかりつけの
獣医が皮膚病の専門医だったので適切に対処
することができたと思っています。
我が家の体験が今アトピーで悩む飼い主さんの
一助になれたら幸いです。